日蓮宗 行時山 光則寺   
 
 
      
   
  江ノ電長谷駅、改札を出て前の道を右方向へ、歩道は左側を歩く、収玄寺の前を通り長谷観音交差点に、そのまますこし直進する、交差点を抜ける手前、左側に路地があり日蓮聖人と日朗上人と刻まれた石塔が目印。ここを左に入り直進した山裾に光則寺があります。

    「立正安国論」などによって日蓮聖人が佐渡に流された時、弟子の日朗上人も、北条時頼の家臣であった宿谷光則の屋敷に捕らえられました。日蓮聖人が、いくたの法難をうけ佐渡流罪の前夜、土牢に捕らえられていた日朗上人あてに「土籠御書」を書きました。

日蓮聖人も流罪の身でありながら土牢の日朗上人の身を案じ思いやる、必ずやまた会い目見えようと・・・・・。

やがて光則は、日蓮聖人に帰依し、屋敷を光則寺としたと伝えられています。山号は、父の宿谷行時をあてて行時山としています。

境内の裏山には日朗上人が捕らえられていたと伝わる土牢が残っています。
   
宗派 日蓮宗
山号 行時山 (ぎょうじさん)
寺号 光則寺 (こうそくじ)
創建 文永十一年 (1274)
開山 日朗上人 (にちろうしょうにん)(筑後房)
開基 宿谷光則  (しゅくやみつのり)
本尊 日蓮聖人
  寺宝 木造日蓮聖人坐像
日朗上人像(鎌倉市文化財)
みどころ・・・・・

    参道の入り口の石柱に行時山、光則寺と書かれています。ここから山門までに、大きな桜の木、ロウバイ、モモの花、白花藤の棚梅、紫陽花、枝垂れ桜など、ここが有名なお花のお寺であることがわかります。

山門と本堂の間にひときわ大きな石碑がありこれには日蓮聖人が書かれた「土籠御書」(つちのろうごしょ)が刻まれています。

  境内には、樹齢200年の海棠が4月ごろ上の写真のように満開になります。(天然記念物)その他に 紅白梅、蓮の花、花菖蒲、山藤、山茶花、山門前に懸かる枝垂れ桜も人気があります。

   特に、山アジサイは、鎌倉随一の品種約200種以上を生育、五月上旬より順次開花するので、多くの花を見るために何度も訪れる自称山アジサイ通の方が増えているようです。

  境内には、お花の咲いている場所をしめすマップがあります。またほとんどのお花に写真入で品種や名前が表示されているので、とてもわかりやすいです。
本堂左手には、詩人宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩碑があり、土牢の側に、歌人杉聴雨の歌碑があります。

    三方を山に囲まれ、特徴のある屋根を持つ本堂越しに見える山桜や山藤も良い景色となります。土牢前の高台、木々の間からの眺めも見逃せません。
住所 鎌倉市長谷3-9-7
電話 0467-22-2077
交通 江ノ電は長谷駅より徒歩6分
拝観時  7時~日没
拝観料 100円  中学生以下無料
上記、時間や金額は変更・改定があります。
 
地図


              
 
主な行事

3月動物慰霊祭(会員のみ)
4月8日花まつり
4月16日進献式
10月21日お会式
施餓鬼会
 
        
鎌倉花姿

     ヤマアジサイの光則寺写真コレクション

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