日蓮宗霊跡本山 寂光山 龍口寺   
 

 
      
   霊跡本山寂光院龍口寺へは、JR大船方面からは湘南モノレール
江の島駅。藤沢、鎌倉方面からは、江ノ電江ノ島駅ともに徒歩3分仁王門前は、江ノ電が一般道路を走っています。そこが日蓮聖人龍ノ口法難之霊場龍口寺です。最初は小さなお堂が建てられましたが天保3年(1832)には、欅造り銅板葺の神奈川県の代表的な木造大建築物が竣工しました。正面には中老日法聖人作の日蓮聖人坐像が安置され、脇陣右手には六老僧、左手には鬼子母神・清正公像等が祀られ、また龍口法難のときに、日蓮聖人が座した首の座の敷石、この上に皮が敷かれていたことから「敷皮石」といい安置していることから堂内正面の扁額に「敷皮堂」とあります。また最近、この扁額を中心に天井三面に作者の異なる龍の図が描かれていることが判り、ただ今は、ライトアップで拝観できるように配慮されています。龍口寺境内には、大本堂のほか、鐘楼、七面堂、山門、五重塔、大書院、仁王門、御霊窟、妙見堂、仏舎利塔そして法難、刑場跡には記念碑が建てられています。     
宗派 日蓮宗
山号 寂光山 (じゃくこうさん)
寺号 龍口寺 (りゅうこうじ)
創建 延元二年 (1337)
開山 日法上人 (にっぽうしょうにん)
開基
本尊 日蓮聖人
  寺宝 本尊
みどころ・・・・・

   出来れば江ノ電の車窓から仁王門、山門など全体の雰囲気を見ていただきたい。

  山門には「龍口寺」と「寂光山」の二つの扁額が掲げられています。この門の特徴は、中国の故事にちなみ表裏あわせ八面に物語風の透かし彫刻がみられます。面ごとに物語を作ってしまうのも「面白」いですね。破風あたりに彫られた「龍の彫刻」も注目です。

  境内左手「妙見堂」右手に見える「御霊窟」、一見して格子があるので籠と判る。龍口法難の際、日蓮聖人が一時幽閉された土牢で中には日蓮聖人の銅像が安置されています。ここから山へ入る上り口に経八稲荷堂があります。龍口寺の大檀越の島村家に安置されていた地元の八体の守護神の一つで、経六は、龍口明神社に安置されています。

  急な階段を上ると七面堂を目にします。ここは、江戸時代初期に身延七面山の七面大明神を勧請し毎月19日が例祭です。ここで後ろを振り返ってみましょう。大本堂の大屋根の甍の向こうに腰越沖の海が見えます。一息ついたら、さらに左の細道を登ってみましょう。少し広々したところに出ます。ここに見えるのが「仏舎利塔」です。昭和45年(1970)竣工。内部に釈尊の御真骨を安置してあります。富士山や江ノ島方面も見えます。

  戻りは七面堂前を通り、道なりに下りの途中、「五重塔」の下に出ます。明治43年(1910)の竣工で欅造り銅板葺。神奈川県唯一の本式木造五重塔、本堂とともに「神奈川建築物百選」に選定されています。この五重塔の裳階あたりに施された彫刻も見逃せません。

ここを降りると本堂脇に出ます。目の前に日蓮聖人立像、鐘楼堂、大書院に続きます。、欅造り三層の瓦葺大書院は、明治初年、信州松代で蚕糸業で財をなした窪田家が造った蚕糸御殿で三層の屋根と破風や梁の彫刻、それに十二間一本通しの杉梁が見ごたえがあります。
住所 藤沢市片瀬3-13-37
電話
交通 江ノ電片瀬江ノ島駅から徒歩3分
拝観時  7時~日没
拝観料 志納
駐車場 参拝者専用
HP http://ryukoji.jp/ 
地図


              
 
主な行事

節分会 釈尊涅槃会 宗祖降誕会 花まつり千部会 七面天大祭 
龍の口竹灯籠 龍口寺法難会 宗祖お会式 星祭祈祷会 

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