第64回実朝忌俳句大会
主催者挨拶 一般社団法人 鎌倉同人会
山内静夫 理事長
鶴岡八幡宮直会殿
2012.03.04

取材許可により撮影しております。


実朝忌、源実朝(1192〜1219)は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の次男として生まれ、兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍に就く。雪が積もる鶴岡八幡宮拝賀の日、今は無き大銀杏に隠ていた甥の公暁に暗殺されたという。二十八歳の生涯であったが歌人としても名高い源実朝の遺徳をしのび俳句大会が行われています。

この実朝忌俳句会は、第64回と俳会としても草分け的存在。全国からの投句と、当日投句を選者の先生により約400名の中から選ばれ表彰されます。遠くは、福岡、長崎からの参加もありました。当日の方は、実朝や高浜虚子ゆかりの寿福寺や白旗神社などに参拝しそれぞれそこで感じたことを投句されていました。兼題が「実朝忌」と「鎌倉嘱目」の二句。当然ながら実朝忌、寿福寺、梅、余寒などを詠んだ句が多かったです。
山内静夫理事長は、映画制作者としても有名です、鎌倉文学館館長、この実朝忌俳句大会では鎌倉同人会の理事長として挨拶されました。

実朝.comによれば、金槐和歌集(きんかいわかしゅう)「金」は「鎌倉」の「鎌」の字の偏。「槐」は“えんじゅ”という木の名前で、周の時代、この木を朝廷に三本植え、政治的な最高位・三公(日本でいう太政大臣・左大臣・右大臣)のおわすべき位置を示したことから大臣の意味を持つ。つまり、金槐とは実朝のことを指しているという。
 
 
 
 
 
 
 
 
講演 
演題「若き世代の俳句」


 山西雅子講師
舞俳句会主宰・星の木同人・俳人協会幹事
 
 
 
 選者  山川幸子先生 ・ 星野椿先生 ・ 大串章先生 

司会 岡田女史
 
 
 
 
 
 
 
 
 

実朝賞
 受賞者 金指月光殿 
授与者 小泉常任理事
 
 
 
 
鎌倉市議会議長賞
受賞者 太田和志殿
授与者 小川常任理事
 
 

実朝忌俳句大会
閉会挨拶 松本実行委員長 
 
 
 
実朝ゆかりの白旗神社  (鎌倉鶴岡八幡宮境内)
 
 
 
 
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