添え護摩供養


添え護摩供養
虚空蔵堂
(2013.05.13撮影)

成就院が所有する境内外のお堂で、明鏡山円満院星井寺という。本尊は虚空蔵菩薩で、天平年間、諸国を歩いて民衆教化や社会事業を行っていた行基菩薩が「星月の井」の中に虚空蔵菩薩を見たことからその姿を彫り、お堂を建立し本尊として安置した。その後、数百年を経て源頼朝もこの虚空蔵菩薩を崇拝したと言われている。この星月の井は鎌倉十井のひとつである。
<成就院web siteより> 


一月は、「虚空蔵菩薩初護摩供」一月十三日の午前十一時・午後二時の二回行われます。日本三大虚空蔵で 「丑」「寅」年生まれの守り本尊であり、福徳智恵・進学成就などの願い事に多くの参詣があり、お子さんが十三歳になると、虚空蔵堂に参詣して知恵を授かるという風習があるようです。
今回は、正五九に行われる「護摩供養」の五月の模様を取材させていただきました。ご本尊のご開帳もあり、正月と同じように多くの参詣の方でお堂は入りきれず、堂前にもあふれていました。正月と同じ午前午後の二回行われます。

法要では、十三仏真言も唱えられます。「虚空蔵菩薩」のご真言は「なうぼう、あきゃしゃ、ぎゃらばや、おんあり、きゃまり、ぼり、そわか」となかなか覚えられないですが、ご本尊は、記憶をつかさどる菩薩であり空暗記・そらんじる、などの言葉は虚空蔵菩薩の空から来ているといいます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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