鎌倉五所神社

	かまくら子ども風土記（上巻）Ｐ１８３
	五所神社
	材木座の氏神である五所神社は実相寺の北側で、バス停「五所神社」から東へ入ったところにあります。明治四十一年(１９０８年)に町内にあった八雲・三島・諏訪・金毘羅・見目の五つの神社をいっしょにまつったものです。祭神は天照大神・須佐之男命・崇徳天皇・大山祇神・建御名方命で、例祭は毎年七月七日から十四日まで盛大に行われます。なお、この神社の境内に、弘長二年(１２６２年)銘の不動明王にちなんだりっぱな石造の板碑と、寛文十二年(１６７２年)銘の庚申塔などがあります。板碑は実相寺の南に建っていた観応寺(廃寺)にあったものです。