七里ヶ浜 鎌倉山エリア

 龍王山 霊光寺
田辺ヶ池 雨乞い伝説
七里ヶ浜駅の横に行合川が、川沿いに登り道標を左に、さらに参道を登ると
右手に田辺ヶ池の風景に出会う。池の手前を右にしばらく行くと霊光寺の山門がある。
祈雨対決
文永八年、1271年大干ばつに見舞われた時の北条時宗は極楽寺の忍性に雨乞いの祈祷を半月あまり命じたが、
雨は降ることがなかった。そして代わりに日蓮上人が田辺ヶ池で現在日蓮上人像の立っているあたりで
法華経を唱えると雷とともに大雨が降り始め数日間降り続けたのです。それ以来、日蓮上人の法華経
により雨の神「八大龍王」の力を得た田辺ヶ池は「雨乞いの池」と云われるようになりました。
山門
山門
山門から見た霊光寺登り口
日蓮上人像
日蓮上人の見守る風景七里ヶ浜と鎌倉プリンスホテルが見える

享保二十年(1735年)江戸講中が建てた
「日蓮大菩薩祈雨之旧地」
と記された石塔が出土したため日蓮上人像と本堂を建立した。
霊光寺としては昭和三十二年(1957年)昭和四十五年(1970年)
には祈雨700年法要をおこないました。

観世音菩薩立像
龍王山霊光寺  お堂内には、日蓮上人がまつられている
漆喰造の龍
本堂正面に霊光寺の建立に尽力した上村彦之丞海軍
大将の筆による「祈雨霊蹟」の扁額
山門裏手

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