葛原岡神社例祭


五所神社例大祭
乱材祭(みざいまつり)
2007.06.10


平成19年 鎌倉 五所神社例大祭は、9日(土) 宵宮、午後7時から9時まで
10日(日)午前11時からは五所神社より氏子の待つ町内へ。
材木座海岸では、海上神輿渡御が午後3時より行われました。


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乱材祭は、五所神社 由来と取材

乱材祭は、五所神社が1908年に乱橋村と材木座村が合併した時に既にあった、
三島神社、八雲神社、諏訪神社、金比羅宮、見目明神の五社を合祀して、
材木座の鎮守として祀られることになって以来の祭となる。
今回の取材は、10日の材木座海岸海上神輿渡御を中心に行いました。
境内で神幸祭などをすませ町内へ
 山車のお囃子に続く神輿三基、(一号 諏訪神社、 二号三号 見目明神)
その内の一基は、白装束に烏帽子姿の宮司や氏子達により、

古来から伝わる「天王謡」 (天王唄)

 伊勢の鳥羽から朝山まいて  アーラ ヨイ    
  晩にや下田か  ヤレコラ   わかの浦  オモシロヤ
潮にもまれてあと一流し   アーラ ヨイ
 筏のせたや  ヤレコラ    和賀の茶屋  オモシロヤ
飯島港へ かかろじゃないか   アーラ ヨイ
おたせ 見たさの   ヤレコラ   潮がかり オモシロヤ 
おたせ  ばかりにゃ  とらせておかぬ   アーラ ヨイ
わしもでてとる   ヤレコラ     とも綱を   オモシロヤ 
沖のせのせの  またせのあわび  アーラ ヨイ
潮にもまれて  ヤレコラ      みを廻す  オモシロヤ
沖の となかに 茶屋たてて    アーラ ヨイ
登り下りの   ヤレコラ    舟をまちる   
飯島てるてる  小坪はくもる   アーラ ヨイ
あさの材木座に ヤレコラ   金がふる  オモシロヤ 

と唄いながら、心酔しているかのような練り担ぎで、
明らかにほかの二基の威勢のよい「どっこい、どっこい」の掛け声とは違っていた。
材木座通りから光明寺門前で三基の神輿が今にも山門突破しようかの勢いで練り回った後、
再び材木座通りに戻り、浜に降りる場面となった。先頭の山車を町内に残し、三基の神輿は次々と浜に、
とはいえ浜に降りるには、134号線の下を潜り抜けなければならない。
ここで一旦神輿を下ろし神輿の鳳凰が地下道の天井に当たらないよう慎重に渡り、
浜に降りると再び活気を取り戻し、祓所に集結、神職によるお祓いが執り行われ、
いよいよ海の中へと二基の神輿が渡御した。
浜から上がり再び町内に、 午後5時過ぎに参道から狭い境内に一基が階段を上り、宮入して終了しました。

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