五大堂明王院護摩法要


五大堂明王院護摩法要

明王院
2013.01.28

取材許可により撮影しております。

1月28日は五大堂明王院の初不動の日、明王院縁起によると、鎌倉幕府の鬼門の方角に当たる十二所に、鬼門除けの祈願所として、五大明王をおまつりしたのが始まり。明王院様では、毎月お不動様の縁日、28日に護摩法要を行っています。

五大明王とは、中心の不動明王(ふどうみょうおう)、その周りを囲む大威徳明王(だいいとくみょうおう)、軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)からなる五体の明王様の総称です。

今朝は雪が舞い、その後は富嶽も良く見える晴天に変わりました。「大聖不動明王」と書かれた昇り旗が青空に映え、茅葺屋根の本堂のお不動様の前では大勢の願主の皆様と共に護摩法要が勤修されました。

本年は、明王院様のご挨拶に続き、「古都鎌倉」という歌を地元ソプラノ歌手「SONOCO」様より披露されました。1番から14番まである「古都鎌倉」の作詞・作曲は船山公男氏です。

明王院様の歌詞は13番、「冠木御門(かぶきごもん)の その先に 茅葺きお堂 明王院 人々の願い 護摩木に託し 火炎に光る 不動の目 武家の造りし 古都鎌倉」と歌われjました。

いよいよ「護摩法要」堂内では、護摩木が焚かれ、お守りを炎にかざし指先でお守りに「エイ」と声を発しながら入魂し祈祷を行う姿が見られました。法要も半ば過ぎると参加者一人ひとり護摩木を炎に入れ、お不動様の前で手を合わせて戻られました。

法要が終わると境内では、名物の温かいお蕎麦が振舞われ、長い列ができていました。お寺で採れた梅干や、鎌倉の井上蒲鉾店など有名店が出店し賑わっていました。

通常日でも境内を含め撮影禁止です。今回特別に取材許可をいただき撮影しました。目で見る部分はこの頁で、毎月28日護摩法要でのご祈願はどなた様も参加できるとのことです。

                             「護摩秘舞う 憤怒の姿 初不動」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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