閻魔縁日

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閻魔縁日
円応寺
2010.01.160
 縁日の主なものとしては、8日の薬師、10日の金毘羅、13日の虚空蔵、16日の閻魔、18日の観音、
21日の弘法大師、24日の地蔵、愛宕、25日の天神など月の日で決まっているものがあります。
  特に、旧暦1月・7月の16日を「閻魔王の斎日」と称し、この日は、地獄の獄卒も仕事を休み、地獄の
釜の蓋もゆるむ日といわれ、亡者たちも責苦を免れ骨休みになるとされます。
     1月16日は「初閻魔」と呼ばれます。 エンマは梵語で、「手綱」「抑制」「禁止」などの意味があり、
閻魔大王は人類最初の死者であるところから冥界の王、特に地獄の王として畏敬されています。
 インド神話では、もともと天界で人間の善悪を監視する神であったのが、のちに死後の世界の支配
神と考えられるようになり、地獄に住み、十八の将官と八万の獄卒を従え、閻魔の庁において死者の
生前の行いを審判して賞罰を与えるといわれます。 

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